【文系】失敗しない大学の選び方を徹底解説!文系の学部も紹介

文系を選択して、大学進学について考え始めたけれど、どのように大学を選んだらよいか分からない…と悩むこともありますよね。そもそも文系にはどんな大学や学部があるのか気になりますよね。また、自分に合う大学はどこなんだろう…と疑問に思う人もいるでしょう。

大学選びを行う際に大切なことは「自分に合った大学を選ぶ」ことです。

なぜなら、どの大学に入学するのかということは、大学卒業後の進路に大きく関わるからです。

この記事では、大学選びのコツや、文系の学部の紹介、学部の決め方を紹介します。また、国立大学・私立大学の違いについてもお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね!

【文系】大学をどのように選べばいいの?

入学する大学を選ぶ際は「自分の将来のイメージ・大学のリサーチと分析」が重要です。まず、自分が将来何になりたいのか(何を勉強したいのか)ということを明確にしましょう。次に、大学のホームページやパンフレットを駆使して大学をリサーチし分析します。最後に、入学したいと思う大学を決めるようにしましょう。

目次

文系学部を決める方法

進学する学部・専攻する学科を選ぶ際は、以下の3つの観点から考えると良いでしょう。

①将来やりたいことにつながる学部を選ぶ 

大学に進学した後のことを考えて学部を選ぶようにしましょう。そのためには、自分が将来何になりたいのか、どんな仕事をしたいのかを明確にすることが重要です。

②興味のある学部を選ぶ 

「法律にかかわる仕事がしてみたい」「先生になりたい」など、将来就きたい仕事や、やりたいことがある程度決まっている人は、なりたい職業について学ぶことができたり、免許が取れる学部を選ぶとよいでしょう。

一方で、将来やりたいことがまだ見つからない…という人は、なんとなくで学部を決めるのではなく、現時点で自分の興味のある科目(または得意な科目)に関わる学部を選択肢として考えてみるようにしましょう。

③入学試験に必要な科目から選ぶ 

学部選びの際には、入試に必要な科目も考慮するとよいでしょう。ただし、それだけを考慮して進学する大学を決めることはおすすめしません。なぜなら、興味のない学部に入学しても、学習意欲が湧かないからです。

ちなみに、自分の偏差値や学力をもとに大学を決めることはおすすめしません。なぜなら、今は難しくても努力次第では難関大学に入ることも可能だからです。

自分の偏差値や学力が必要になるのは志望校を決める時です。まずは、自分の興味・関心から大学を調べるようにしましょう。

文系学部の紹介

文系の学部・学科で学ぶことができる主な学問は以下の3つに分類することができます。

①人文科学系(文学・史学・哲学など)

文学関係

言語学や文化学、コミュニケーション学について学ぶことができます。日本や世界の言語や文化について様々な観点から考えることができます。

史学関係

史学関係の学部では世界や日本の歴史学をはじめ、地理学や美術史などを専攻することができます。

哲学関係

哲学関係の学部では東洋や西洋の哲学、キリスト教、神道といった宗教学や心理学について学ぶことができます。

②社会科学系(法学・政治学、商学・経済学、社会学など)

法学・政治学関係

社会科学系の学部は弁護士や政治家を目指す人におすすめです。法律や政治について学ぶことができます。

商学・経済学関係

商学・経済学関係の学部においては、ビジネス学やマーケティング学、経営学などを学ぶことができます。

社会学関係

社会学関係の学部においては、福祉やメディア、社会問題について学ぶことができます。その他にも、経済や社会のシステム、環境政策や地域政策について学ぶことができます。

③教育学系(教員養成課程、教育学、体育学など) 

教育学系の学部は、学校の先生になりたい人や、教育に興味がある人におすすめです。

たとえば以下の学問や課程があります。

教育学

教育学では、教育のあり方を考えます。教育の歴史や他の分野と関連させることもあります。

小学校・中学校・高等学校の教員養成課程

教員養成課程を修了することで、教員免許状を取得することができます。また、幼稚園の先生の資格を取得できる大学もあります。

大学選びの手順

以下では、実際に大学を選ぶ際にやるべきことを確認しましょう。

①大学のパンフレットを取り寄せる

自分の興味・関心のある大学のパンフレットを比較し、各大学の情報収集をするようにしましょう。各大学にはどんな学部があり、どんな特徴があるのかを知ることができます。それぞれの大学の違いを表にまとめて整理するのもよいでしょう。

②大学見学に行く 

大学の学園祭やオープンキャンパスに行くようにしましょう。大学の雰囲気を肌で感じることができます。また、実際に通っている大学生に話を聞くこともできます。教授や授業についてなど、気になることを質問することで、大学のイメージを明確にすることができます。

③各大学の特徴を見出す

大学のパンフレットや大学見学の経験をもとに、興味のある大学を分析し、どの大学に行きたいのか改めて考えてみましょう。その際に、部活やサークル、留学制度など、その大学に入学したらどんな体験をすることができるのかということにも注目すると良いでしょう。そうすることで、その大学に進学する価値を見出すことができます。

失敗しない大学の選び方とは!?

①最新の入試情報を確認する 

どんなに興味・関心のある学問・学部であっても、入試に合格せずに大学に入学することはできません。必ず大学のホームページを確認して、最新の入試情報を入手するようにしましょう。

②大学生の先輩に話を聞く

部活でお世話になった先輩や、自分の志望校に通っている先輩に直接話を聞くことをおすすめします。どのように受験を乗り越えたのか、何に気をつけて勉強したのかといった質問をしてみましょう。大学のホームページやパンフレットからは得られない情報を手に入れることができるでしょう。

③保護者の方と相談する 

大学に進学するためには、受験料、入学金、授業料など、膨大な費用がかかります。また、大学の所在地が家から遠い場合は、多くの学生が一人暮らしをします。

留学や大学院への進学をするのかといったことも含め、保護者の方と将来について入念に話し合うようにしましょう。

国立、私立どちらにすべき?

国立大学と私立大学の主な違いは以下の3つです。

①大学の規模

国立大学より私立大学の方が規模が大きい傾向にあります。中には、学生数が1万人を超える私立大学も存在します。規模の大きい私立大学では、様々な学部や専攻からたくさんの人と知り合うことができます。一方で、比較的規模の小さい国立大学では、少人数の授業が展開されています。生徒と先生の距離が近く、質問をしやすいのが魅力です。

②授業料

文部科学省による調査によると、令和3年度における国立大学の授業料は「約53万円」です。これに対し令和3年度における私立大学の授業料は「約93万円」です。

大学選びをする際は、自分の興味・関心に基づいて行うことをおすすめします。しかし、学費については必ず事前に保護者の方と相談するようにしましょう。

③入学試験に必要な科目数

国立大学に入学するためには、5科目以上の大学入学共通テストに加え、二次試験を受ける必要があります。一方で、多くの私立大学の入学試験においては、一回の個別の試験で3〜4科目が一般的です。単純に比較できるものではありませんが、科目数の違いだけをみても、国立大学の入試の難易度は高くなる傾向にあるでしょう。

まとめ

この記事では、文系の大学の選び方に加え、文系学部の紹介、大学のリサーチ方法、大学選びのコツを紹介しました。ぜひこの記事を参考に、自分が将来どんな学問を専攻し、どんな大学に行くのかをイメージしてみてくださいね!

日々、友達付き合いに勉強に、何かと忙しいのが高校生。日々勉強する中で、苦手な教科につまずいたときや、疑問点が出てきたとき、すぐ誰かに聞くことができたら…。

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