大学選びで後悔しない!大学を選ぶときの3つの基準と2つの行動

高校2年生の夏ごろといえば、大学受験に向けて志望校を決める人が増えてくる時期ですよね。将来のことを考えて、いろいろな大学のホームページを見て情報収集をしている人も多いでしょう。せっかく通う大学ですから、後悔しない選択をしたいですよね。

大学選びをしている人の中には、大学の選び方が分からず偏差値の高さや有名大学だからという理由で志望校を決めてしまう人もいると思います。偏差値や大学の知名度も参考にすべきことではありますが、後悔のない大学選びをするためには、まず「学びたいこと」や「将来やりたいこと」を明確にしておくことが大切です。なぜなら、それぞれの大学の学部によって、学べることやできることが大きく変わるからです。

この記事を読むことで大学選びの基準や志望校を決める前にまず何をしておくべきかが分かり、次にすべきことが見えてくるでしょう。目指す方向をはっきりさせることで勉強のモチベーションも上げられるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

目次

大学を選ぶときの3つの基準

大学へ通う主な目的は、「学びにいくこと」です。大学へ入学すると4年間、学部によっては6年と長い期間大学へ通うことになります。そのため、大学の授業や雰囲気が自分に合わないと感じると通うことが辛くなってしまうかもしれません。

入学後の後悔を防ぐためには大学を選ぶときの基準を知っておくことが大切です。基準が分かることで、自分が将来目指す方向を決めるヒントになるでしょう。ここでは、志望大学を選ぶときに役立つ3つの基準をご紹介します。

1.学びたいことが学べるか

大学は、自分が興味のある内容を学べる学部や学科を選ぶことが大切です。同じような名前の学部や学科であれば大体一緒だと思っていても、大学によって学べることは大きく変わります。大学へ入ってからのミスマッチを起こさないためにも、事前に学部で学べることを知っておくとよいですよ。

学べる内容は、大学のパンフレットやホームページに掲載されているカリキュラムから確認できます。カリキュラムは、学部・学科によって異なります。また、大学によっても違いがありますので、他大学と比べてみると参考になるでしょう。

たとえば教員免許や管理栄養士、図書館司書など取りたい資格が決まっている人は、行きたい大学が資格取得に向いているかどうか、合格率や取得方法など事前に調べておくことが必要です。資格によっては、大学で指定の科目や課程を修める必要があります。似たような名前の学部・学科であっても、大学によっては資格がとれない…という場合もあるので、注意しましょう!

2.興味のある職業に就きやすい環境か

将来なりたい職業が決まっている人は、学んだことが職場で活かせるような学部を選ぶとよいでしょう。なぜなら、学部によって有利になる就職先があるからです。たとえば、医学や工学、看護など実学系の学部は、専門職へ就職する時に大学で学んでいることが有利になるでしょう。

就きたい職業に合っている授業が受けられるかどうかも重要です。今の時点で希望の就職先がある人は、大学の就職実績を確認しておくと未来がイメージしやすくなります。各大学の就職実績は、大学のホームページでも確認ができます。

3.理想のキャンパスライフが送れるか

大学を選ぶときには、自分の理想のキャンパスライフが送れる大学を選択しましょう。大学は主に学びにいく場所ではありますが、学業以外で自分の興味のあることに取り組むことができる場でもあります。たとえば、ボランティア活動などの社会貢献、サークル活動、アルバイトなどさまざまです。

しかし、学業と自分のやりたいことを両立させたくても、学部によっては授業が忙しく、プライベートの時間がとりにくい場合もあります。また立地が悪いと通学時間が長くなり、場所によっては一人暮らしを検討する必要も出てくるでしょう。理想のキャンパスライフが叶えられるような大学の選択ができるとよいですね。

大学を決める前にしておくべき2つの行動

大学を選ぶことは、将来に大きく関わることなので、正直大変だと感じる人も多いでしょう。自分では志望校をなかなか決められず、「先生に勧められたから」「仲のよい友達が受験するから」と、軽い気持ちで受験先を決めてしまう人もいるかもしれません。

先生のアドバイスや友達の動きを参考にすることももちろん大切なことですが、実際に通うことになるのは自分です。よく調べたうえで、自分の目で見てから納得して決めるほうがよいでしょう。また、大学入学後は自分が目指すものや周りの環境、人間関係も変わることが多いでしょう。周りの意見に流されてなんとなく、友達と一緒がよいから同じ大学にするなどの理由で大学を決めるようなことは避けたほうがよいでしょう。

以下では自分が納得して大学へ通うため、受験大学を決める前にやっておくべきことを2つ紹介します。

1.オープンキャンパスに参加する

まずは、気になっている大学のオープンキャンパスに行ってみましょう。オープンキャンパスでは、パンフレットや大学のホームページを見るだけでは分からないリアルな大学の雰囲気を感じとることができます。また、実際に行ってみることで自宅の最寄り駅からの通学時間や通いやすさなどを知ることができるので、自分が通う姿をイメージしやすくなるでしょう。

オープンキャンパス以外の日にも、昼間の大学を訪れることも参考になります。オープンキャンパスとは違い、より日常の大学生活が見られるのでおすすめです。大学によって雰囲気や環境、設備が異なるので、入学後に「想像と違った…」と後悔しないように見ておくとよいでしょう。

2.高校のOBOG・先生に話を聞く

気になる大学に通っている高校のOBやOGが知り合いにいる場合は、ぜひ話を聞いてみましょう。実際に通っている先輩から話を聞くことで、学生生活やサークル活動の様子など、より具体的な話を聞けます。希望の大学のOBやOGが近くにいない、という場合は、SNSで大学名を入れて検索してみると、そこに通う大学生の活動の様子や雰囲気を知ることができますよ。

また、学校の先生に積極的に質問や相談をして、アドバイスをもらうようにしましょう。学校の先生は、たくさんの受験生を見てきているので、受験に関する知識が豊富です。大学選びで不安なことや悩んでいることがあるときは、進路指導の先生や担任の先生など、話しやすい人に相談に乗ってもらうことがおすすめです。

大学選びを失敗しないために、志望校は自分の意志でじっくり決めよう

後悔しない大学選びをするために大学を選ぶ3つの基準と、しておくべき2つのことを解説しました。大学は自分のその後の人生を決める大切な場所です。パンフレットや大学のホームページだけでは、分かりにくいことはオープンキャンパスに参加したり、人の話を聞いたりすることで新たな気づきがありますよ。

また、目指す大学がはっきりしてくると、今後の勉強のモチベーションも上がってくるでしょう。この記事を参考にして、大学選びに役立ててくださいね。

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