【中学生の冬休み】理想の勉強時間&学年別のおすすめ勉強法

冬休みが近づいてくると「休みの間はどのくらい勉強したらいいの?」「どうやって勉強しよう?」などと悩む中学生も多いのではないでしょうか。冬休みは短いうえに、クリスマスや年末年始など楽しいイベントが多い期間です。そのため、あっという間に3学期に突入してしまい、焦る人もいるかもしれません。

この記事では、理想とする冬休みの勉強時間やおすすめの勉強法をご紹介します。学年別に書かれていますので、自分の学年を参考にしてみてくださいね。

短い冬休みこそ、しっかり勉強に取り組めるかどうかで周りとの差がつくでしょう。自分に必要な勉強量や勉強のやり方を知って冬休みを充実させましょう!

目次

【学年別】冬休みに確保するとよい勉強時間

冬休みの間、1日にどのくらいの勉強時間を確保するとよいのか知っておきたいですよね。特に、塾に通っていない人は、周りの友達の様子がわからず不安に感じることもあるかもしれません。以下では、理想とする中学生の勉強時間をご紹介します。それぞれの学力や目指すレベルによって勉強時間は変わりますが、学年ごとに目安がありますので参考にしてみてくださいね。

中学1・2年生

中学1・2年生が1日に確保するとよい理想の勉強時間は2〜3時間です。

勉強は2〜3時間続けて行うのではなく、1教科あたり50分を目安に学習し、次の教科に進むことをおすすめします。なぜなら、中学生の集中力の限界は50分程度といわれているからです。学校の授業時間も50分のところが多いはずです。

中学生の中には、わからない問題を理解するのに時間がかかり、何時間も同じ教科を勉強してしまう人もいるかもしれません。しかし、集中力が続かなくなると、結果的に効率が悪くなるため、教科ごとに時間を区切って勉強するようにしましょう。

また、中学2年生までは部活動に所属している人もいますよね。部活動をしている人は、勉強が負担になりすぎないように無理のないスケジュールで勉強することを意識しましょう。平日は部活だけで疲れてしまう人は、休みの日に集中して勉強に取り組むことをおすすめします。

中学3年生

中学3年生が1日に確保するとよい理想の勉強時間は8時間です。高校受験を控えている中学3年生にとって、冬休みはまとまった勉強時間を確保できる最後の期間となるでしょう。この時期には部活動も引退しているため、勉強に専念しやすいはずです。

しかし、中にはクリスマスのイベントを楽しんだり、年末年始に親戚が集まったりする家庭もあるかもしれません。息抜きを大事にしつつ、勉強中はしっかり集中できるよう家族に協力してもらいましょう。

【学年別】冬休みのおすすめ勉強法

冬休みは、夏休みと比べて休みの期間が短いですよね。そのため、勉強の内容を絞り、優先順位をつけて勉強することが大切です。以下では、学年別のおすすめ勉強法をご紹介します。

中学1年生

中学1年生は、英語と数学を重点的に勉強しましょう。中学1年生の勉強は、夏から冬にかけて学習内容が急に難しくなる傾向があります。そのため、理解力が必要な科目である英語と数学をわからないままにしておくと、3学期でつまずいてしまうかもしれません。理解できていない箇所を優先的に勉強して、3学期で授業についていけるように準備しておくことが大切です。

中学1年生の中には、自宅で勉強をする習慣がまだ身についていない人もいるでしょう。少しずつでも、机に向かって勉強ができるような目標を立てられるとよいですね。いきなり大きな目標を立てるのではなく、まずは小さな目標を少しずつ達成していくのがよいでしょう。

中学2年生

中学2年生は、特に2学期の復習をしっかりするようにしましょう。中学2年生にもなると、苦手な教科がはっきりしてきて、教科ごとの成績に差が出る人が多くなるでしょう。そこで、短い冬休みは、苦手な教科や分野に絞って重点的に勉強することがおすすめです。中学3年生になり受験勉強が始まると、問題の演習や応用が多くなります。中学2年生の間に、少しでも苦手を減らしておくとよいでしょう。

また、冬休みが終わると、3学期になりあっという間に3年生になります。そのため、中学2年生の冬休みを上手く利用して受験モードに切り替えられると、今後の勉強に身が入りやすくなるでしょう。冬休みの期間に、受験の仕組みや必要なことなど高校受験の情報を集めておくことをおすすめします。

中学3年生

中学3年生にとって、冬休みは受験前の大事な時期ですよね。冬休みに勉強がしっかりできるかどうかは、受験にも大きく影響してくるでしょう。

この時期には志望校が絞られているはずなので、入試の過去問を解いたり暗記科目の知識量を増やすことが大切です。入試の過去問を解くときは、本番を意識して時間を計って行うことをおすすめします。受験に向けて、出題傾向や苦手な問題を知るチャンスにもなるでしょう。

有意義な冬休みを過ごすためのポイント3つ

冬休みは短いからこそ、充実した期間にしたいですよね。以下では、有意義に過ごすための3つのポイントをご紹介します。

1.宿題はなるべく年内に終わらせる

宿題は優先的に行い、なるべく年内に終わらせましょう。冬休み明けには、学力テストが行われる学校が多いはずです。早めに宿題を終わらせておくことで、学力テストの対策をじっくり行うことができます。

しかし、宿題を早く終わらせるために、雑に行うことはおすすめしません。なぜなら、学力テストの内容は冬休みの宿題から出題されることが多いからです。理解できないところは、丁寧に見直すことで成績アップに繋がるでしょう。

2.体調管理に気を付ける

冬休みは、体調管理に気を付けて過ごしましょう。冬休みは、クリスマスや年末年始などの楽しいイベントが多いため、つい不規則な生活になりやすいですよね。また、いつもよりも食べ過ぎてしまう日もあるかもしれません。体調を崩してしまうと、せっかくの休みが台無しになってしまいます。食事・睡眠時間・運動に気を配り、生活のリズムを整えましょう。また、冬は感染症が多い時期でもあるので、手洗い・うがい・消毒など、感染症対策にも気を配るようにしましょう。

3.勉強内容を絞って取り組む

冬休みは、内容を絞って優先順位をつけてから勉強することをおすすめします。どんなにやる気があっても、冬休みの時間は限られています。「全教科の予習と復習をしよう!」と意気込んだとしても現実的にすべてに手をつけるのは難しいでしょう。冬休みは、宿題や苦手科目の克服などに絞って勉強を行い、余った時間で他の勉強に手をつけられるとよいでしょう。

また、勉強をするためにたくさんの問題集を用意することはおすすめできません。なぜなら、どの問題集も中途半端に取り組むことになり、自信を失くすことに繋がるからです。勉強は、学校で使っている教科書やワークを使い、理解を深めることで自信をつけましょう。

冬休みは目標を立てて計画的に勉強しよう!

冬休み中に成績アップを目指すためには、自分なりに目標や計画を立ててから勉強することをおすすめします。冬休みは2週間ほどしかなく、イベントが多い期間でもあります。1日の中で勉強時間をいつにするのか、何をどこまで取り組むかを明確にしましょう。その際、カレンダーを活用して計画を立てたり、やるべき項目をリスト化するのもよいでしょう。

楽しいイベントや家族や友達との時間も大切にしながら、メリハリをつけて勉強に取り組むことを意識しましょう。

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