中学生の勉強方法を学年別・シーン別に解説!効果的な英語学習方法とは!?

中学生になってから本格的に英語を勉強しているものの、正直どのように勉強すればよいか分からない…と悩んでしまうこともありますよね。また、英語が苦手だけれど、どのように苦手を克服したらよいか分からない…という人もいるでしょう。中学英語をどのように学習すれば成績が伸びるのか気になるところですよね。

 

中学英語は、文法→読解→リスニング→スピーキングの順番で勉強することが大切です。

 

基本的に英語は知識をインプットしてからアウトプットすることが大切です。インプット→アウトプットの順番で学習することで知識を定着させることができます。文法学習でしっかり知識をインプットした後に、読解やリスニングで知識をアウトプットしていくことが効果的です。

 

この記事では、中学生の英語の勉強方法をシーン別・学年別に解説します。また、文法・読解・リスニングを勉強する際の手順とポイントをわかりやすく解説します。さらに、英検対策についてもお伝えします。

 

正直英語が全くできない…という人も、この記事に記載の手順を守って英語学習を継続することで、実力を伸ばすことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

中学英語の効果的な学習方法とは?

今や小学校から始まる英語学習ですが、高校生、大学生、そして大人になっても英語からは逃れることができません。中学生のうちにしっかり基礎固めをしておくことが大切です。そのためには

文法→読解→リスニング→スピーキングの順番で勉強することが大切です。

英語学習はインプット→アウトプットの繰り返しで実力を伸ばすことができます。
つまり、単語や文法の知識を覚えて、読解問題やリスニング、ライティング、スピーキングの問題で知識を活用するということです。

問題演習で分からない点がある場合は、教科書や参考書で文法事項を確認したり、単語帳や辞書で分からない単語を調べればよいのです。

では、それぞれどのように勉強すればよいのでしょうか。詳しくみていきましょう!

文法はインプット→アウトプットが大切

繰り返しになりますが、英語を勉強する際には知識をインプットした後にアウトプットすることが大切です。各文法を学ぶ際にインプット→アウトプットを繰り返すことで、着実に英語の知識をつけることができます。
以下の手順で英語の文法を勉強するようにしましょう。

1.文法のルールをインプットする

2.教科書の例文を暗記する

3.問題集を使って知識をアウトプットする

1.文法のルールをインプットする

知識を覚えずにいきなり問題集を解いても意味がありません。まずは、知識をインプットすることが大切です。まずは、文法のルールのポイントを意識して授業を聞くようにしましょう。基本的なルールを身につけないことには、応用も難しくなってしまいます。

2.教科書の例文を暗記する

定期テストの問題は教科書の例文を参考に作られることがあります。また、例文を暗記することは文法のルールを覚えることにも役立ちます。教科書の例文を暗記して知識を身につけるようにしましょう。例文の暗記は、音読(スピーキング)の練習にもなります。実際に口に出すことでより自然にルールを覚えることができるでしょう。

3. 問題集を使って知識をアウトプットする

各文法のルールをインプットしたら問題集を使ってアウトプットするようにしましょう。文法のルールがしっかり身についているのかを確かめることができます。

また、定期テストや試験問題の練習にもつながります。たくさんの問題を解くことでさまざまな問題に対応することができます。

さらに、教科書にはみられない難易度の高い問題に取り組むことで、他の人と差をつけることができます。

問題集を解いていて分からないことがある場合は、ためらわずにすぐに先生に質問するようにしましょう。

読解

読解を学習する際には、以下の3つの手順で学習することが大切です。

1.問題を解いて答え合わせをする

2.和訳する

3.10回音読する

1.問題を解いて答え合わせをする

教科書の例題や問題集を解いて答え合わせをすると思いますが、その後に、必ず解説を読んで疑問点を解決するようにしましょう。何が分からなかったのかを明確にすることが大切です。

2.和訳する

教科書の文章を一通り読み終わったり、問題集の読解問題を解き終えたら、その文章を和訳してみましょう。最初は時間がかかるかもしれませんが、回数を重ねるごとにコツをつかむことができるでしょう。

3.10回音読する

問題文は10回は音読するようにしましょう。ただ音読すればよいというわけではなく、内容を頭にしっかり入れると意識しながら取り組むことが重要です。音読したときに「ここが引っかかる」というところがあれば下線を引いておき、分からないところを調べるようにしましょう。

学校の定期テストなどでは、文章の穴埋め問題など教科書の内容に密接した設問があることが良くあります。音読を繰り返し本文の内容を覚えることで、高得点を狙うことができます。

リスニング

リスニング学習をする際には、以下の3つの手順で学習することが重要です。

1.問題を解く(問題集を使う場合)

2.ディクテーションをする

3.音読する

1.問題を解く

まずは解説やスクリプトを見ないで問題を解いてみましょう。リスニング問題の内容が分からなくても、分かる範囲で解いてみることが大切です。

2.ディクテーションをする

最初は大変かもしれませんが、リスニング問題の音声を聞いて、一言一句書きとる練習をしてみましょう。この作業をすることで、少しずつ英語に耳が慣れていきます。

3.音読する

ディクテーションした内容をスクリプトを見ながら音読してみましょう。自分の口で発音することで聞き取れなかった内容も聞くことができるようになります。

ライティング

ライティングの学習をする際には、以下の3つのポイントが大切です。

1.構文をふる

2.SVOCMの順番で訳す

3.ミスがないか確認する

1. 構文をふる

文章に構文をふります。構文とは「主語」「述語」「目的語」「補語」「修飾語」のことです。文はこれらの要素から成り立ちます。構文をふることで訳し忘れや誤訳を防ぐことができます。

2.SVOCMの順番で訳す

「日本語」から「英語」に訳す際には、「主語(Subject)」「述語動詞(Verb)」「目的語(Object)」「補語(Complement)」「修飾語(Modifier)」の順番で訳すことが重要です。

ただし、問題や文章によっては語順を変えた方が分かりやすいこともあります。

3.ミスがないか確認する

回答を作成したら、ミスがないか自分で確認するようにしましょう。その際に、ミスがないと思い込まずに他人の目で(←あとで他の人にも見てもらうということかと思いますが、ちょっとわかりづらいので修正してください)確認するようにしましょう。

英語をどのように勉強すればよいの?英語学習のポイントを解説!

中学英語を勉強する際のポイントは以下の3つです。

1.毎日英語を学習する

2.単語学習は隙間時間に行う

3.分からない所を先生に質問する

1.毎日英語を学習する

英語学習は1日休むだけでも実力が落ちてしまうと言われています。ですから、テスト前に徹夜で勉強するなどして一気に勉強することはおすすめしません。

 

1日15分でも良いので毎日英語を学習するようにしましょう。学習内容は、文法・読解・リスニングをバランスよく行うが重要です。部活動や学校のイベントなどで時間がない日は単語学習をするだけでも構いません。

 

英語学習は毎日の積み重ねが大切です。できれば1週間ごとに学習計画を立て、計画的な学習を心がけるようにしましょう。

2.単語学習は隙間時間に行う 

単語学習は休み時間や登下校のバスや電車の中などで勉強することをおすすめします。単語を覚えるためには、単語帳を繰り返し開いて何度も目を通すことが効果的です。

ただし、テストの前には実際に書いてスペルをしっかり覚えているのかをを確認するようにしましょう。

3.分からない所を先生に質問する

英語の学習をしていて分からないことがある場合は、放置せずにすぐに先生に質問するようにしましょう。

先生に質問をする際には、具体的にどの問題のどこの部分が分からないのかということをはっきり伝えることが大切です。疑問点を明確にするために付箋を使ってメモに残しておくことをおすすめします。

学年別に英語を勉強する際のポイントを紹介!

高校受験を視野に入れた各学年の英語学習のポイントをお伝えします。

中学1年生は英語学習の基礎を固める

中学校に入学して部活動や新しい教科を学び始めるのが中学1年生。学習と部活動を両立させることも学校生活の中では重要です。中学1年生の英語では英語学習の基礎を勉強します。まずは授業にしっかりついていくことが重要です。授業の内容をしっかり聞いて、復習をすることが大切です。

 

中学1年生の英語を中途半端に覚えてしまうと、学年が上がることに成績が伸びなくなってしまいます。英語を学習する時間を設けるようにしましょう。

 

余裕があれば、問題集などを使って問題演習をするとよいでしょう。

中学2年生はインプットとアウトプットをバランス良く

中学2年生の授業では、新しい文法を学び、また読解の難易度もあがります。英語の問題を解く際には、知識に加え問題を解くテクニックも必要です。新しい内容を覚えつつ、問題を解くことも忘れないようにしましょう。

一方で、高校入試を受ける場合は模試の結果も気になり始める時期です。中学2年生の英語学習の取り組みが高校入試の結果を左右することもあります。模擬試験をアウトプットする良い機会だと捉えて有効に使うようにしましょう。

中学3年生は問題演習を中心に

高校入学試験では、中学1年生から中学3年生までに学習した内容すべてが試験範囲です。分からない所があれば先生に質問するようにしましょう。また、苦手な分野や科目をなくすようにしましょう。英語学習では特に実際の試験にそなえ、たくさん問題演習に取り組みましょう。また、他の教科とのバランスを考えることも大切です。

一発で合格するための英検対策とは!?

高校入試において、実用英語検定の資格を持っていると点数が加点される高校があります。このような理由から、実用英語検定の資格を取る中学生の方も多いのではないでしょうか。

英検の勉強をする際には、以下の2つのポイントがあります。

1.過去問を徹底的に活用する

2.スピーキングは実際の試験に近い形で取り組む

1. 過去問を徹底的に活用する

英検の問題の中には、過去に出題された問題に酷似した問題がしばしばあります。ですから、英検の過去問を繰り返し解いたり、リスニング問題をディクテーションすることで大きなスコアアップにつながります。

2.スピーキングは実際の試験に近い形態で練習する

学校の定期テストと英検が大きくことなるのは、スピーキング試験ではないでしょうか。
スピーキング試験の対策は、他の技能と同様に「本番に近い形態」で練習することです。スピーキング試験の練習をする際には、学校の先生に試験官役をしてもらうことをおすすめします。回答の練習が終わったら、先生にアドバイスをもらうのも良いでしょう。

まとめ

今回の記事では、中学英語の勉強方法をシーン別・学年別に解説しました。また、学校の授業では対策をしにくい英検対策も紹介しました。今回紹介した勉強方法を日々の学習に活かしてみてくださいね!

日々、友達付き合いに勉強に、何かと忙しいのが中学生。日々勉強する中で、苦手な教科につまずいたときや、疑問点が出てきたとき、すぐ誰かに聞くことができたら…。

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